IBM Researchは米国時間2月5日、RFグラフェントランジスタのデモを行ったと発表した。周波数はこれまでで最高の100GHzを実現したという。
グラフェンは特殊な形状のグラファイトで、ハニカム格子に詰め込まれた炭素原子の層で構成されている。簡単に言うと、グラフェンは「原子スケールの金網」のようなものだ。グラフェンの特性は、トランジスタを高速化する可能性を秘めている。
Scienceに掲載されるIBMの論文では、今回のグラフェンにおける飛躍的前進が、どのようにして新たな通信機器や電子機器の実現につながるかについて、詳細な説明がなされている。同論文は、IBMのフェローで、同社のナノスケール科学技術研究チームのマネージャーを務めるPhaedon Avouris氏が執筆した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来