ハッカーたちは、「Windows 7」に組み込まれた主要な不正利用防止策の1つを回避する手段を見つけ出した。
通常、同OSはユーザーに対して30日以内にアクティベーションを行うよう求める。しかし、最近明らかになった方法を使えば、アクティベーションを求める通知を非表示にできる。
ユーザーはこの方法でWindows 7を正規品として登録できるわけではないが、無期限に使い続けることが可能になる。
Microsoftは米国時間11月13日、このような手法を認識していることを認めたが、アクティベーション手順の強化に取り組んでいると述べた。
Microsoftは声明の中で、「当社はこのような回避策があることを認識しており、すでに対応策に取り組んでいる」と述べた。この声明ではまた、不正コピー品にはマルウェアなどの問題が含まれている可能性があると指摘し、顧客に正規品のOSのみを使用するよう要請している。
WindowsのメーカーであるMicrosoftと、同OSの対価を払いたくない人々との間には、いたちごっこの長い歴史があるが、これはその最新の事例となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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