国土交通省は、「開かずの踏み切り」対策として、駅構内通路を歩行者がICカードで通行できるシステムの実証実験を行う。東京都内と大阪府枚方市の2駅で、2月9日から3月13日の間、実施する。
実証実験では、通勤通学時にあたる電車の本数が多い時間帯において、40分以上踏み切りが開かない状態となる「開かずの踏み切り」利用者に駅構内を迂回路として利用してもらう。その際、利用者には通り抜け可能な通行券または専用ICカードが配布される。
東京都では西武新宿線の都立家政駅で17時から19時の間、大阪府枚方市の京阪本線の枚方公園駅で7時から9時の間に実施され、利用者のアンケートや交通量などが調査される。
同様の実験は2008年2月にも実施されたが、ICカードの導入は今回がはじめて。通行券は駅の改札前で配布されるが、利便性を求める声が多かったことから、ICカードによる実証実験も今回採用されることになった。
ICカードは、改札に設置された専用のカードリーダーにタッチすることで出入りが可能になり、通常の改札を通ることはできない。また、利用には事前に申し込みが必要で、実験実施駅で受け付けている。CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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