Appleの「Mac OS X 10.6(開発コード名:Snow Leopard)」が、当初の予定をやや前倒しし、2009年の早い時期にリリースされる可能性があることがわかった。
AppleでUNIXテクノロジのエンジニアリング担当ディレクターを務めるJordan Hubbard氏は米国時間11月14日、サンディエゴで開催されたカンファレンス「Large Installation System Administration Conference」(LISA 08)でプレゼンテーションを行ったが、その時に使われたスライドの1枚に、Snow Leopardが2009年の第1四半期にリリースされる見込みだとする記述があった。
Snow Leopardはマルチコアプロセッサに最適化されるほか、「QuickTime X」を搭載し、「Microsoft Exchange Server 2007」も標準でサポートする予定だ。
Appleは、6月9日にSnow Leopardのプレビュー版を公開したが、その時点では、Snow Leopardについて「約1年後の出荷を予定している」と述べていた。
しかし、Hubbard氏が14日にLISA 08でのプレゼンテーションで用いたスライド(PDFファイル)は、Snow Leopardのリリースが2009年第1四半期になるとの見込みを示していたと、MacRumors.comが18日遅くに報道している。
このプレゼンテーションによって、Snow Leopardがサンフランシスコで2009年1月5日から開催される「MacWorld 2009」で正式発表されるのではないかとの憶測が生まれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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