Microsoftは、米国時間4月23日よりWindows Vista Service Pack 1(SP1)の自動配布を開始すると発表した。Vista SP1は、リリースから1年半が経つVistaにとって最初の大型アップデートである。
SP1の開発は2月に終了したが、ユーザーへの自動配布はこれまでしてこなかった。
Microsoftは23日より、自動アップデートをオンにしているVistaユーザーに対し、SP1の配布を開始する。しかし、Microsoftは誰もがすぐにSP1を受け取ることにはならないと注意を促している。
Microsoftは声明で「Microsoftは本日より自動配信を開始する。ユーザーがスムーズにダウンロードできるように、複数の段階に分けてアップデートを配布するため、すべてのユーザーがただちにこれをダウンロードできるわけではないことに注意されたい」と述べる。
Vista SP1は3月より、ダウンロードが可能になっている。SP1は新機能の追加というよりも、バグの修正やパフォーマンスの改善、そしてGoogleが示したVistaのデスクトップ検索機能に対する懸念への対処というのが主な内容となっている。Microsoftはまた、SP1のおける著作権侵害対策のメカニズムも変更した。
WindowsチームにとってVista SP1の自動アップデートの配信は、今週2つ目のマイルストーンとなる。同社は21日、Windows XP Service Pack 3の開発を終えたと発表した。こちらも、自動アップデート経由での配布は夏まで実施されない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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