SourceLabsの最高経営責任者(CEO)Byron Sebastian氏は、企業によるオープンソースのJavaミドルウェア採用は、何年も前から派手に宣伝されているものの、まだ始まったばかりだと述べた。
SourceLabsは米国時間8月1日、オープンソースのJavaミドルウェアをバンドルしたディストリビューション(「スタック」と呼ばれる)をアップデートした。Spring、Axis、Struts、Hibernateの組み合わせ(SASH)にTomcatを加えたパッケージである。
これらのオープンソースフレームワークは生産性の向上に役立つとして、Javaプログラマーの間で長い間親しまれている。Sebastian氏によると、プロプライエタリなJavaアプリケーションサーバではなく、オープンソースコンポーネントを利用してアプリケーションを構築する企業が増えているという。
同氏は「フレームワークの入れ替えは進んでいないが、オープンソース技術のみによる新しい開発プロジェクトへの需要が、非常に大きく膨らんでいる。(企業ユーザーは)大部分において(アプリケーションサーバが)コモディティ技術であることに気づいている」と述べた。
SourceLabsは、大規模企業ユーザーにオープンソースソフトウェアのサポートとテストサービスを提供している。
SASH 2のリリースにより同社は、制作上の問題点を特定するシステムマネジメントツールをラインナップに加えることになる。
SASHのオプションとして、年間299ドルの開発者支援サブスクリプションも追加した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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