プロトンは6月5日、BASIC言語プログラミング実習環境の新版「Ultra BASIC Ver3」を7月17日から発売すると発表した。税別価格は3万8000円。
Ultra BASICは、プログラミングに専念できるように設計された、学習者、教育機関向けのBASICプログラミング実習環境。BASIC言語の標準規格であるJIS Full BASIC(JIS X 3003-1993)に準拠しており、構造化プログラミングやグラフィック表示などをサポートするため、初心者でもBASICプログラミングを学習しやすくなっている。
また、PCメーカーやソフトハウスが独自に仕様を変更した、いわゆる「方言」ではない規格に沿った文法を実現しているため、汎用的なBASICを習得することが可能。独自の拡張として、マウス関数、10進1000桁モード、複素数モードをサポートしており、中学校の情報基礎から高校、大学でのプログラミング授業だけでなく、数学教育、数理現象を考察するための道具としても利用できる。
新版では、Windows Vistaに対応したほか、グラフィック機能を強化し、プリンタドライバに描画コマンドを送ったり、メタファイルの作成が可能となっている。
プロトンでは、今後も教育関連製品のリリースを予定しており、学習者や教育機関に向けて信頼性と安定性に優れた製品やサービスを提供していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」