Apple Computerが、同社の15インチ型「MacBook Pro」の充電式バッテリにパフォーマンス上の問題があるという理由から、同部品のリコールを決定した。
Appleは「Battery Exchange Program」を立ち上げ、2006年2月から5月にかけて販売された、15インチMacBook Proシステムで使用されるバッテリの無料交換に応じる構えだ。バッテリの不備は安全を脅かす性質のものではないので、新しい部品が届くまで使用を続けても問題はないという。
Appleが発表した声明には、「当社が供給を受けた一部の15インチMacBook Proのバッテリが、われわれがバッテリのパフォーマンスに関して規定している高い基準を満たしていないことが最近になって発見された」と記されていた。
今回の問題で影響を受けるのは、モデル番号が「A1175」のバッテリと、12ケタのシリアルナンバーが「U7SA」「U7SB」「U7SC」で終わるバッテリ、と同社の勧告では述べている。
今回の自発回収プログラム以前にも多くのコンピュータメーカーが、オーバーヒートや安全性欠陥といった問題によって、バッテリの強制交換を最近になって実施している。なおAppleは2005年に、「PowerBook G4」および「iBook G4」のバッテリをリコールしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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