アドビ システムズは6月29日、Adobe Flex 2製品群とAdobe Flash Player 9の提供に合わせ、新しいライセンスモデルを導入すると発表した。ツールセットのいくつかを無償で提供し、デベロッパーがソフトウェア費用を気にすることとなく、システムのモックアップや、プロトタイプ等の開発を実現することを支援する。
無償で配布されるのは、Adobe Flex 2 SDKとAdobe Flex Data Services 2 Expressで、Adobe Flex Data Service 2 Expressには、展開するアプリケーション数に制限があるほかに機能的な制限はなく、開発者はRIA開発に必要なすべての機能を無償で利用できる。
Adobe Flex Builder 2は、アプリケーション開発とUI設計のための組み込みコントロールとサービス ライブラリを含む、EclipseベースのIDE(統合開発環境)。さらにAdobe Flex Data Services 2を組み合わせることで、リアルタイムのデータ同期機能や、コラボレーション機能を持つアプリケーション開発を容易に行えるようにする。
価格は、Adobe Flex Builder 2が64900円、Adobe Flex Charting 2が38900円(ダウンロード提供)、Adobe Flex Builder 2 with Chartingが97900円、Adobe Flex Data Services Departmentalが78万円、Adobe Flex Data Servicies 2 Enterpriseが260万円。なお、Adobe Flex Data Services 2 Expressは無償(ダウンロード提供)となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス