Microsoftが来週「Office 2007」のプレビュー版を公開する予定であることを、同社の関係者が米国時間3月8日に明らかにした。Microsoftの生産性ソフトウェアOfficeの次期バージョンである「Office 2007」は、これまで「Office 12」という開発コードで呼ばれてきた。同製品は、2006年末までに出荷される予定だ。同関係者によれば、来週公開されるプレビュー版は、最初のベータ版に「技術的な改善」を施したものだという。
来週のプレビュー版では、ユーザーインターフェースが改善され、複数のバグが修正されたほか、ソフトウェアの安定性を向上させるための変更が施されている。Microsoftは以前、Officeに搭載された機能を、ユーザーにとって見つけ出し易いものにしたいと述べている。これまでのOfficeでは、さまざまな機能がメニューの奥深くに隠れてしまっていた。来週のプレビュー版を手に入れられるのは、同社のテストプログラムに参加する1万名のみである。Microsoftは、2005年11月にOffice 2007のベータ第1版を公開している。より広範囲向けのテスト版リリースは、2006年春に予定されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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