アップルがMacのCPUをインテルチップに乗り換えるとのニュースは、ユーザーの間でさまざまな反応を巻き起こしているが、必ずしもMacユーザーとは思われない著名人もさっそくこのニュースに対するコメントを述べている。
熱心なブロガーとして一部で有名なSun Microsystem社長のJonathan Schwartzは、米国時間5日付けの自らのブログのなかで、Appleのチップ変更を歓迎すると述べた上で、次世代Macの基盤としてSolaris 10を採用するように呼びかけ、「ぜひ一緒に仕事をしたい("We'd love to work together")」と記している。
同氏は協力するべき根拠として、両社のOSがともにUnixの派生OSであること、両社とも技術革新に力を入れていること(脚注として、SunのProject Looking Glassのインターフェースと、Mac OS X「Tiger」に搭載されたDashboardで、ともに回転するウインドウエフェクトを実現している点に触れている)、そして開発者にとって選択肢を拡大することで得られるボリュームメリットなどを挙げている。
同氏はまた、Sunの「NetBeans」採用も検討するよう記しており、これを使えば「基底にあるバイナリ形式の命令セットを変更したとしても、一度コードを書くだけで、どのOS上でも動くアプリケーションがつくれ、その分開発と実装が簡単になる」としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス