富士通は4月12日、企業向けに開発されたデスクトップPC「FMV−ESPRIMOシリーズ」およびノートPC「FMV−LIFEBOOKシリーズ」の新モデルを、同日より販売開始したと発表した。
新ブランドのFMV−ESPRIMOとして登場した企業向けデスクトップPCは全6シリーズで合計20機種。セキュリティ機能の強化として、USBなど各種ポートを無効化し不正な情報の持ち出しを防止する「Portshutter(ポートシャッター)V1 rel.2」が全機種に標準添付されている。また「ハードディスクデータ消去ツール」が搭載されており、パソコン廃棄後の情報漏洩リスクを減らすことも可能だ。価格は7万8000円からとなっている。
富士通では認知度の向上を図るため、企業向けデスクトップパソコンのブランドを今後「ESPRIMO」に統一していくことも明らかにしている。
企業向けノートPCであるFMV−LIFEBOOKシリーズでは、今回ラインアップを全9シリーズ18機種に一新した。全機種にPortshutter V1 rel.2とハードディスクデータ消去ツールが搭載されているほか、指紋センサーや非接触ICカード技術方式「FeliCa」対応のリーダ/ライタを内蔵可能なシリーズも拡充されている。価格は12万6000円からとなっている。
FMV−ESPRIMOシリーズおよびFMV−LIFEBOOKシリーズは、4月下旬より順次提供が開始される予定だ。
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