VA、負荷分散・HAサービスソフト「VA Balance」を発表

エースラッシュ2004年11月18日 17時08分

 VA Linux Systems Japan(VAリナックス)はローカルエリアネットワークの負荷分散と高可用性サービス用ソフトウェア「VA Balance」を発表した。

 この製品はVAリナックスがオープンソースプロジェクトで開発していた負荷分散ソフトウェア「UltraMonkey」と、Debian GNU/Linuxをベースに開発した基盤OSである「VA Core」を組み合わせたもの。OSと一体化されたソフトウェアとして提供される。

 また、本製品のリリースに合わせ、従来のUltraMonkeyの機能に、IPフィルタ、SNMPによるサーバ監視、同時セッション数の制限値設定機能が追加されている。さらに数カ月内には通信事業者などで経路制御に用いられるRIPやOSPFなどのサポート、設定管理GUI、実サーバ側アプリケーション・パッケージの自動更新サポート機能等も随時提供される見込みだ。

 VA Balanceの提供は2005年1月からとしており、2台冗長化構成を1セットとして扱い、セットあたりの価格は70万円から、OSサポート込みの年間保守料は14万円から行うとしている。同社は本製品を通信事業者、データセンター事業者、ISP、ASPを主な対象として販売活動を積極的に行うという。

VA Balance製品ページ
VAリナックス

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]