NECは10月25日、各種ウェブアプリケーションとSIP対応のIP電話やテレビ会議などの音声/映像サービスを連携させることのできるプラットフォームSIPHIAの販売を同日開始したと発表した。税別の希望小売価格は、SIPHIAサーバV1.0が350万円から、SIPHIAクライアントV1.0が50万円から。11月16日に出荷を開始する。
SIPHIAは、NECと米Borland Softwareが共同で開発した技術。ポータルサイトやECサイトなどのウェブアプリケーションからIP電話をかけられるようにするなど、ウェブとSIP環境を連携させることができる。具体的には、ウェブアプリケーション上から2者間の電話の接続制御を行う「代理ダイヤルAPI」や、指定した電話番号に対して音声メッセージを通知する「音声配信制御API」などのAPIを順次提供していく。
NECのSIPサーバCX6820-SSに対応するほか、以下のウェブアプリケーションサーバでの動作が確認されている。
なお、NECは10月26〜27日に大手町サンケイプラザ(東京都千代田区)で開催されるSIP Conference TOKYO 2004で、SIPHIAのデモンストレーションなどを実施する。
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