インテリシンク、ウェブアプリ向けデータ同期SDKを発表

ニューズフロント2004年09月09日 14時54分

 インテリシンクは9月9日、ウェブベースのグループウェアやSFA、CRM、EIPなどのアプリケーション向けのデータ同期ソフトウェア開発キット(SDK)「Intellisync for Web」を発表した。同SDKを使用すると、ウェブアプリケーションのデータを、Microsoft Outlook/Exchange Server、Lotus Notes/Dominoなどのアプリケーションや各種携帯端末と同期するソフトウェアを開発できる。提供開始は10月1日の予定。

 Intellisync for Webは、シンクエンジン(Sync Engine)、標準コネクタ(Connector)、XMLコネクタ(XML Connector)という3種類のコンポーネントで構成される。

 シンクエンジンは中核的な機能であり、形式が異なる複数データベース間でデータ照合を行い、情報を最新の状態に保つことに使う。標準コネクタは、シンクエンジンやデータベースへのデータ受け渡しなど、データベース間のやり取りを実現する。Microsoft Outlook/Exchange Server、Lotus Notes/Domino、PalmやPocket PC、携帯電話などに対応可能な複数のコネクタが用意されている。XMLコネクタは、ウェブアプリケーション用にカスタマイズ可能なコネクタ。ユーザーが開発するなどしたアプリケーションを、標準コネクタと連携させるために使用する。

 「Intellisync for Webにより、さまざまなウェブアプリケーションと携帯端末やソフトウェアを接続するための、容易で安価な同期機能の開発を支援する」(同社)

インテリシンクのプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]