インテリシンクは9月9日、ウェブベースのグループウェアやSFA、CRM、EIPなどのアプリケーション向けのデータ同期ソフトウェア開発キット(SDK)「Intellisync for Web」を発表した。同SDKを使用すると、ウェブアプリケーションのデータを、Microsoft Outlook/Exchange Server、Lotus Notes/Dominoなどのアプリケーションや各種携帯端末と同期するソフトウェアを開発できる。提供開始は10月1日の予定。
Intellisync for Webは、シンクエンジン(Sync Engine)、標準コネクタ(Connector)、XMLコネクタ(XML Connector)という3種類のコンポーネントで構成される。
シンクエンジンは中核的な機能であり、形式が異なる複数データベース間でデータ照合を行い、情報を最新の状態に保つことに使う。標準コネクタは、シンクエンジンやデータベースへのデータ受け渡しなど、データベース間のやり取りを実現する。Microsoft Outlook/Exchange Server、Lotus Notes/Domino、PalmやPocket PC、携帯電話などに対応可能な複数のコネクタが用意されている。XMLコネクタは、ウェブアプリケーション用にカスタマイズ可能なコネクタ。ユーザーが開発するなどしたアプリケーションを、標準コネクタと連携させるために使用する。
「Intellisync for Webにより、さまざまなウェブアプリケーションと携帯端末やソフトウェアを接続するための、容易で安価な同期機能の開発を支援する」(同社)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」