ウインドリバーは6月22日、組み込みLinux用の統合開発環境(IDE)Wind River Workbench 2.0の出荷を開始した。同社が同日明らかにしたもの。
Wind River Workbench 2.0は、オープンな開発プラットフォームEclipse用のプラグインとして設計されている。マルチ環境対応のフレームワークにより、マルチプロセッサ、マルチプロセス、マルチスレッドなどを同時にデバッグできる。また、Linuxの各種ディストリビューションを使用した開発も可能。
対象プロセッサは現在のところモトローラのMPC82xxシリーズのみだが、順次対応プロセッサを増やしていく。また、2004年中には同社のリアルタイムOSであるVxWorksへの対応も予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」