NECは、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関するJIS規格への適合を、自動的に検査するツールを開発した。同社が6月21日に明らかにしたもの。
同ツールの検査対象となるJIS規格は6月20日に制定された「JIS X 8341-3」。標題は「高齢者・障害者等配慮設計指針─情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」。あらゆる人が利用できるウェブ環境の整備を目指している。
開発したツールは同JIS規格の項目をルール化し、規格への適合を要修正項目と要確認項目に自動的に分類・表示する。これまで手作業で行っていた、ソースやコンテンツデザインの適合チェックを自動化することで、「ウェブサイト制作の工数と出荷までの時間を、大幅に削減できる」(NEC)。
NECは同ツールを利用して、自社ウェブコンテンツのJIS対応を進め、IT技術のバリアフリー化に取り組む計画という。
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