HDE、官公庁向けLinuxサーバ管理ソフトの新版を6月に発売

ニューズフロント、早津優美(CNET Japan編集部)2004年05月18日 18時02分

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は5月18日、官公庁・自治体向けLinuxサーバ管理ソフトウェアの新版HDE Controller 3.5 LG Editionの販売を6月15日に開始すると発表した。HDE Controllerを使用すると、ネットワークサービスの設定や管理作業を遠隔地からウェブブラウザ経由で行える。

 新版では、任意のログ監視機能、QoSへの対応、自己監視機能のグラフ表示など「サーバの可用性を高める機能を追加した」(同社)。OSアップデート機能を強化したことで、HDE Controllerの管理コンソールからup2dateやturbopkgを使ったOSのアップデートが可能になった。ユーザビリティやセキュリティの向上のため、メーリングリスト機能やパケットフィルタ機能も強化したという。また、LGWANにおけるメールアドレスの付け替え機能が複数ドメインに対応したことで、市町村合併後のシステム構成変更にも対応した。

 対応Linuxディストリビューションは以下の通り。

  • Red Hat Enterprise Linux AS 2.1/3.0
  • Red Hat Enterprise Linux ES 2.1/3.0
  • Red Hat Linux 7.2/7.3/9
  • Turbolinux 8 Server
  • MIRACLE LINUX Standard Edition v2.1

 1年間のサポート付きパッケージの税込み価格は15万3300円。サポート更新費は1万8900円(税込み)。複数年サポートが付属するパッケージも用意する(価格掲載ウェブページ)。

ホライズン・デジタル・エンタープライズのプレスリリース

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