CTCSP、Linuxサーバ向けデータ複製ソフトウェアを発売

ニューズフロント2004年05月12日 15時44分

 伊藤忠テクノサイエンス(CTC)のグループ会社であるシーティーシー・エスピー(CTCSP)は、Rose Datasystemsのデータレプリケーション(複製)ソフトウェアRoseReplicator for Linuxの販売を5月12日に開始する。CTCが同日明らかにしたもの。

 RoseReplicator for Linuxは、Linux環境で運用されている各種サーバのデータを、IPネットワーク経由で別のバックアップ用サーバに複製するソフトウェア。災害やシステム障害が発生しても、直前のデータがバックアップされるため、24時間ベースで稼働するインターネットサーバの可用性を高めるという。また、NFSマウント先領域に存在するデータのミラーリングも行えるので、幅広いバックアップ構成にも適用できる。

 同期/非同期の両モードに対応し、EXT2、EXT3、FAT、NFS、SMBFSなどのファイルシステムの複製が行える。さらに、共有ディスク型HAクラスタリングソフトウェアRoseHAと連携させることで、共有ディスク利用による単一点障害リスクの抑制にも対応可能。

 RoseReplicator for Linuxは対応OSに応じ、以下の2製品を用意する。

【RoseReplicator for Linux - Red Hat Enterprise Linux ES/WS】

  • 対応OS:Red Hat Enterprise Linux ES/WS(ver 2.1)、Red Hat Enterprise Linux ES/WS(ver 3)
  • 定価(1ノードライセンス):38万円(4CPUまで)

【RoseReplicator for Linux - Red Hat Enterprise Linux AS】

  • 対応OS:Red Hat Enterprise Linux AS(ver 2.1)、Red Hat Enterprise Linux AS(ver 3)
  • 定価(1ノードライセンス):74万円(4CPUまで)、106万円(5CPU以上)

伊藤忠テクノサイエンスのプレスリリース

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