CSKホールディングスは6月18日、ビットアイルとの資本・業務提携に合意したと発表した。
CSKグループは、ITアウトソーシングサービス分野において、国内最高クラスの堅牢さを誇るというデータセンターを保有し、250社以上のユーザー企業に対してシステム運用業務を提供。従来のITサービスプロバイダーの枠組みを超えた“ITの強みを活かしたサービスプロバイダー”への事業構造の転換を図り、グループのデータセンター機能・システム運用機能を集約した新会社を設立するなど、7月1日付けで情報サービス分野のグループ会社の組織再編を実施する予定だ。
一方、ビットアイルは、中堅・中小規模の企業に対して幅広く販売・マーケティング戦略を推進し、インターネットデータセンター(iDC)サービスを提供している。
今回の業務提携により、CSKグループは、データセンター機能を補完する、ビットアイルのiDCサービスの提供を受け、多用な顧客ニーズに最適なサービスを提供できる体制の拡充図る。加えて、サービスプロバイダー型サービスの提供の充実を図り、ITアウトソーシングサービス分野における顧客基盤の拡大と充実を目指す。
また、両社の資本提携にあたっては、ビットアイルが第三者割当増資による株式発行を実施し、CSKホールディングスが1万5000株を引き受けることを6月18日開催の各取締役会において決議。これにより、CSKホールディングスが保有する、ビットアイルの増資後の株式割合は、10.97%となる。
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