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マクニカネットワークスとスカイリー・ネットワークス、P2Pの技術を利用した音声通信環境構築で提携

2006/02/09 20:00
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 ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がけるマクニカネットワークスとスカイリー・ネットワークスはPeer to Peer(PtoP)を利用した音声通信環境構築に関する共同マーケティング活動を開始した。

 今回の共同マーケティングは、マクニカネットワークスが日本国内で代理店として取り扱うフランスのPopularTelephonyが開発したPtoPミドルウェアソフトと、スカイリー・ネットワークスが開発と販売を行う無線アドホックネットワーク製品「DECENTRA」を連携させ、「サーバレス+インフラレスの音声通信環境」を実現するためのもので、両社は販売面やプロモーション活動で相互協力をすることで合意した。

 PopularTelephonyが開発したPtoPミドルウェアソフトは、IP電話端末やPDA、パソコン、WiFi端末など、さまざまなネットワーク接続機器に組み込むことで、一切のサーバ設備を持たないアプリケーション環境を構築する。これまでサーバ上で管理されていたデータベースやプログラムは、独自の技術によって各端末に分散して保存され、利用の際には必要な情報を速やかに検索できる。

 一方、スカイリー・ネットワークスが開発したDECENTRAは、各端末を無線LANの中継器として、無線LANの電波が届く数10メートル程度以内にある端末を探し出してアドホックネットワーク接続を自動的に確立する技術。有線LANケーブルや無線LANアクセスポイントといった物理的な通信回路設備を一切準備することなく、どんな場所にでも速やかにネットワークを構築できる。

 サーバレスを実現するポピュラーテレフォニー社製PtoPミドルウェアソフトと、インフラレスを実現するDECENTRAを1つの端末の中に組み込んで開発することにより、物理的なサーバや通信回路設備を一切準備することなくVoIPを利用した音声通信環境を構築できる。たとえば、災害現場などで救助員に端末を持たせることで、エリア内で複数の端末の電源を入れるだけで自動的にマルチホップ型の音声通信路が確立され、災害対策本部までの連絡網が速やかに構築される。各調査データや報告がバケツリレー式に自然に本部に集まってくるので、被災地における情報収集作業の効率化が見込める。

 また、工事現場やイベント会場といった、一時的なネットワーク構築が必要な場合にこの仕組みを利用すれば、低コストで機動性の高いネットワークが確保できるとしている。

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