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IBM、マスターデータ管理分野に照準--開発者1000名を投入へ

2005/11/15 12:19
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 IBMは米国時間14日、大きな成長が見込まれるビジネスソフトウェアの1分野で利益を上げていくため、分散してしまった関連情報を統合するソフトウェアの開発に1000名の従業員を投入すると発表した。

 IBMは過去2年間にわたり、データ統合を専門とする5社の企業を買収してきた。同社がラスベガスで主催した情報マネジメントに関するカンファレンスでは、IBMの幹部が、「マスターデータ管理」を実現するこれらの企業の多様な製品を組み合わせる、同社の取り組みについて紹介し、間もなく発表する製品の機能強化を詳細に説明した。

 マスターデータ管理アプリケーションは、顧客やサプライヤー、パートナーといった特定の対象を基準に、企業が情報を整理統合するための製品だ。

 ソースが異なる情報を1カ所に集めることで、ビジネスに携わる人々はより確かな情報に基づいた決定を下せるようになると、IBMの幹部は話している。例えば、正確な顧客対応記録を参照できれば、同一企業の別部門がそれぞれ同じ顧客に販促活動を行うといった事態を回避できる。

 IBMは、顧客データを追跡する製品「WebSphere Customer Center」をリリースしている。同製品は、IBMがDWLの買収で取得した製品を自社ブランド化したものだ。また、ウェブポータルとの高い互換性を持つ「WebSphere Product Center」バージョン6.0も提供済みで、こちらはTrigo Technologiesの買収で得た製品が基になっているという。

 2006年春には、IBMは、Ascential製品ラインからマスターデータ管理製品を発表する予定だ。これは、メタデータ(顧客/製品/サプライヤーに関する記述的な情報)の管理を簡素化する製品である。

 IBMでエンタープライズマスターデータソリューション担当ディレクターを務めるDan Drukerは、こうしたデータ統合製品を組み合わせて、マスターデータ管理市場を3年がかりで攻略していくつもりだと語った。IDCの予測では、同市場は年率13%で成長し、100億ドル規模にまで拡大するという。

 IBMは、マスターデータ管理分野を先導するOracleやSAP、Tibco Softwareと競合している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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