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開発者の生産性向上につながる.NET Framework

2003/04/25 19:43
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 マイクロソフトは25日、次世代モバイルソリューションの最新技術情報を提供するイベント、「Mobility Day 2003」を開催した。会場ではPocket PCを導入している企業の事例紹介やパートナー企業のソリューション展示など、モバイルソリューションのデベロッパや顧客に向け、さまざまな情報が提供されていた。

 同イベント冒頭のジェネラルセッションにて講演を行ったのは、マイクロソフト.NETマーケティング部シニアマネージャーの熊谷恒治氏。「.NET Compact FrameworkとVisual Studio .NET 2003によるエンタープライズソリューション」と題し、同社のモバイルソリューション戦略を語った。

 熊谷氏は2000年から2009年までを「Digital Decade(デジタル化の10年)」と称し、スマートデバイスの増加と、接続性・統合性の向上により、新たなビジネスの可能性が広がると語った。マイクロソフトでは、デバイスの種類が多様化するにあたってさまざまなインターフェースをサポートするとし、「開発ツールを用意するだけでなく、構築の段階からプラットフォームの提供まで、あらゆる段階における支援をめざす」(熊谷氏)とした。

マイクロソフト.NETマーケティング部シニアマネージャー、熊谷恒治氏

 インターフェースの多様化にどう対応していくかについて熊谷氏は、「.NET Frameworkがコアとなる」と語る。マイクロソフトは今月22日にVisual Studio .NETの最新バージョンであるVisual Studio .NET Version 2003をリリースしたばかり。Visual Studio .NET 2003は、サーバ、デスクトップアプリケーション、モバイルデバイスなどに向け、幅広いアプリケーションを一貫したプログラミングモデルで開発できる統合開発環境だ。これにより、デスクトップ用のリッチなアプリケーションからPocket PC向けのアプリケーションまで、すべて同じ環境下で開発することが可能となり、「開発効率の大幅改善にもつながる」と熊谷氏は述べた。

 今後の新しいプラットフォームとして、まだ具体的に実現できる段階にはなっていないと前置きしながらも熊谷氏は、音声認識のプラットフォームを視野に入れていることも語った。これが実現すれば、たとえば公衆電話からシステムに対し音声でリクエストを出し、それに応答するという仕組みも.NETで提供可能になるという。「顧客の利用環境やデバイスにあわせて柔軟な対応ができるよう、さまざまなツールを提供していくつもりだし、コミュニケーションの進化に向けて、パートナーを含め皆で一緒にデジタル世界を作り上げていきたい」と、熊谷氏はDigital Decadeにおける目標を再度強調して講演を締めくくった。

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