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BEA、「日本企業のシステム障害が相次ぐのは必然」

2003/04/10 20:29
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 日本BEAシステムズは4月10日、Java対応アプリケーションサーバの最新版「WebLogic Server 8.1J」を発表した。4月11日より同社パートナー企業を通じて出荷する。

 WebLogic Server 8.1に新しく追加された機能は主に3つ。Webサービスへの対応強化、開発・運用のためのユーザビリティ向上、処理性能の向上である。まずWebサービスについては、セキュリティを強化するWS-SecurityをWebアプリケーションサーバで初めて実装した。運用面では、新しい開発ツール群の提供により開発と導入に必要とされるコード数、複雑性を減らして開発期間の短縮化とコスト削減を図ったほか、ワークフローに合わせて管理画面を表示させることで操作性を向上させるなど、管理者の負荷を軽減した。処理性能については、Intel CPU対応の独自JavaVM「JRocket 8.1」を同梱し、従来のWebLogic Server 7.0Jに比べて30%ほど性能が向上したという。

BEA SystemsのCEO
Alfred S. Chuang氏

 発表会ではBEA SystemsのCEOであるAlfred S. Chuang氏が出席し、同社の戦略について説明した。Chuang氏が戦略の核として挙げたのは「Convergence(収れん、集合)」という言葉。具体的には、WebLogic Server 8.1Jを中核に、それまで全く別々のものとして扱われていた企業アプリケーションの開発と統合を一元化するというものだ。

 Chuang氏は、アプリケーションの開発を新しい業務プロセスが生まれる「未来」と表現し、既存アプリケーションの統合は「過去」のレガシーシステムに関する問題だとした上で、「過去と未来をつなぐ橋こそがWebLogic Server 8.1Jである」(Chuang氏)と述べた。

 また、日本BEAシステムズ代表取締役社長のRobert Stevenson氏は、「日本で現在大規模なシステム障害が頻発しているのは、決して偶然ではない」と語った。新しく必要になったアプリケーションの開発と既存のアプリケーションの統合がばらばらでうまく行かなくなっており、それが大規模なシステム障害の原因となっているというのだ。BEAでは同社のパートナー企業との連携を強め、日本市場でさらなる拡大を目指すとしている。なお、同社ではWebLogic Server 8.1Jに関する具体的な売上目標は明らかにしなかったが、「3年で売上高を倍増させるというBEA Systemsの全世界的戦略に基づき、日本市場においても3年間で売上倍増を目指す」(Stevenson)としている。

日本BEAシステムズ

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