またHewitt氏は、開催の1〜2週間前に申込者数が4万5000人の上限に達したため、ESAはE3の登録受け付けを締め切らなければならなかったと話す。「もし(全員を)受け入れていれば、来場者数は確実に10万人を軽く超えていただろう。しかし、それは業界の仕事をきちんと遂行する上でプラスにはならない。E3というのは業界イベントである」(Hewitt氏)
2009年のE3の来場者数は4万1000人だった。このときは、来場者は業界内の何らかの団体に属している必要があるという参加資格以外に、制限は全くなかった。
加えてHewitt氏は、E3はコンベンションセンター内の利用可能なスペースを最大限に活用しており、16日午後現在の出展者数は2009年の推定270社より多い約400社だと説明した。同氏は、2010年に発売されるゲームの数々に多くの人が興奮しているという考えを強調し、2009年と比べて小売バイヤーの参加が約20%、外国業者の参加が最低でも20%増加したと述べた。
Hewitt氏によると、最終的に、それらすべての数字と、NPDが新たに発表した以前よりも楽観的な数字は、業界人が少し前から懐疑的な人々に言っていたこと、つまりビデオゲーム業界は非常に好調に推移しているということに、一定の統計的な妥当性を与えるものだという。
同氏は「業界の基盤は強固である」と述べ、「市場に投入される新製品に大きな関心を寄せる熱心な顧客ベース」が存在し、「高品質なエンターテインメントを消費者へ届けることのできる流通モデルも数多く確立されている」と指摘した。
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