「PlayStation 4」(PS4)が最初に発表されたのは2月にニューヨーク市で開催されたイベントで、われわれはその際、機能や戦略についてはたっぷり聞かされたが、本体そのものはお披露目されず、公開されたのは新型コントローラだけだった。
しかし、ソニーは同じ間違いを2度繰り返すことはなかった。PS4は、ロサンゼルスで開催されたE3でようやくその姿を見せ、同時にその価格も明らかになった。価格は399ドルで、これはMicrosoftの「Xbox One」を100ドル下回っている。
これで、PlayStation 4が黒い箱だということが明かされた。実際、PS4は大きな「PlayStation 2」のように見えるだけでなく、やはり大きめでピアノブラックの外見を持つXbox Oneにもどことなく似ている。
一見しただけでは、PS4の「DUALSHOCK 4」とPS3の「DUALSHOCK 3」の違いはよく分からないかもしれないが、もしPS3のゲームをそれなりの時間やりこんでいれば、数秒でその違いが分かるはずだ。
トリガーボタンはDUALSHOCK 3よりも改善されているが、正直なところ、形がフラットで幅も広いため、Xbox Oneほどは実際のトリガーには似ていない。しかしLRボタンはずっとソフトで、筆者の意見ではPS3やXbox Oneよりも快適に感じられる。
方向キーはXbox Oneほどの精密さがなく、がっかりさせるものだった。真面目な話、うまくなりたいのであれば、筆者はこれで格闘ゲームをプレイするのは想像したくない。違う方向を押してしまっても、触覚のフィードバックから分からないところが問題だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力