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ゲームの「レベル上げ」を外注--オンラインゲーム業界のすき間ビジネスが大盛況 - (page 3)

文:Daniel Terdiman 翻訳校正:DNAメディア 2007/02/15 18:26

 Chen氏は、Guy4gameの利用者はかなりわがままだと言う。できる限り早く希望のレベルに到達するよう要求する人もいれば、レベルは着実に上げてほしいが、自分の楽しみとしてのプレーができないのは嫌だという人もいる。こういったプレーヤーは、1日のうち特定の時間帯は自分がアカウントにアクセスできるようにして、それ以外の時間にGuy4gameがプレーするよう求めることになる。

 また、英語、日本語、韓国語など、特定の言語を話せるパワーレベリングサービス担当者とやり取りしたいと要求するプレーヤーもいる。Guy4gameが各国にスタッフを擁しているのはこのためだ、とChen氏は説明した。

 しかし、一般のプレーヤーの目には、パワーレベリングサービスの利用者は、「ゲーム魂を捨てた」人として映っているようだ。

 「キャラクターのレベルを上げるサービスを利用するなんて、ほとんどの人が『寒いこと』だと思っている」と、サンフランシスコ在住の投資家であり、WoWのベテランプレーヤーであるEric Haller氏は語る。「お金を払ってレベルを買い取るような人は、誰からも尊敬されないだろう」(同氏)

 パワーレベリングサービスの利用者や、eBayなどのオークションで強いキャラクターや高性能な武器を手に入れようとするプレーヤーは、一般的には「不正に楽をしている人」と認識されているのではないか、とHaller氏は見る。

 「1つの『ごまかし』だと受け取られていると思う。ルールをごまかすというよりも、今のスキルでは何も獲得できない、いわば下手くそな自分をごまかしているという意味でだ。ゲームに対して50ドル払っているのに、それを進めるためにさらに20ドル払うなんて、どうにも理解できない。自分の手で進めるからこそ楽しいものなのに」(Haller氏)

 Simmons氏がパワーレベリングについて懸念しているのは、楽しみが得られるかどうかという点ではなく、アカウント管理の問題だ。というのも、Sony Online Entertainmentのカスタマーサービスには、パワーレベリングサービスを利用した後にアカウントを乗っ取られた、あるいはアカウント情報が盗まれたといった情報が、ひっきりなしに寄せられているためだ。同社は、そうした外部サービスの利用が判明したプレーヤーのアクセスを停止しようとは考えていない。だが、カスタマーサービスに寄せられた問題にはプレーヤー自身による対処が求められる。

 なお、同社がそのような顧客に同情しているかというと、そんなことはまったくないようだ。

 「プレーヤーは、自らのアカウントのセキュリティに責任を負うべきだし、パワーレベリングのようなサービスには、アカウントを盗まれたり侵害されたりといった危険はつきものだ」(Haller氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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