総務省は5月25日、4月19日に発生したソフトバンクモバイルの通信障害に対して行った行政指導について、同社が改善策の報告をしたと発表した。
ソフトバンクモバイルへの行政指導は、4月24日付けで総務省が実施。4月19日に発生した大規模かつ長時間にわたる同社の通信障害に対して、(1)事故の再発防止策の検討、(2)設備の点検、(3)ホームページなどにおける利用者などへの事故情報周知方法の改善を実施し、その結果を5月25日までに報告することを文書で要請していた。
これを受け、ソフトバンクモバイルでは5月25日付けで報告書を提出。再発防止策として、ネットワークが不通に至った事象を防止する新たな機能を実装したことや故障検出機能の強化をしたこと、事故情報をホームページの見やすい位置に掲載するなど、利用者への告知性を向上したと報告している。
総務省では今後、報告内容の状況確認のため、関東総合通信局による検査を実施する方針だ。
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