NTTドコモは2月14日、日本通信およびアッカ・ネットワークスがMVNO(仮想移動体通信事業者)としてサービス提供することで基本合意したと発表した。
日本通信は、NTTドコモの第3世代(3G)ネットワークを使用したMVNO事業を展開するため、iモード端末接続用と非iモード端末接続用の2つの相互接続を申し入れていた。iモード端末接続用は2007年12月7日、相互接続協定を締結。1月23日に発表した「ConnectMail」などのサービスでMVNO事業を開始している。ConnectMailとは、契約しているプロバイダのメールが携帯電話で送受信できるサービスのこと。
非iモード端末接続用の相互接続については2007年7月9日、総務大臣による裁定を求める申請を行い、2007年11月30日に裁定が下された。日本通信は、今回の基本合意はこの裁定を受け裁定に則って協議を重ねた結果としている。
また、アッカ・ネットワークスはNTTドコモから卸電気通信役務によるFOMAサービスの提供を受け、MVNOとしてサービス提供することで基本合意した。
今後アッカは、NTTドコモのHSDPA網で、企業向けにFOMAデータ通信専用端末を活用したインターネット接続サービスなどを提供する予定。提携企業を通じて、モバイルデータ通信端末とネットワークサービスなどを組み合わせた企業向けサービスの提供を目指し、提携先の拡大を進めるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス