NTTは2月4日、NTT東日本および西日本管内に設置された公衆電話の一部が利用できない状況となっている事象について、故障の原因がソフトウェアの不具合にあったと発表した。
故障したのは緑色の公衆電話機で、1月31日9時頃に故障が発覚した。2月4日13時時点で利用不能となっている電話機の台数は3207台。
公衆電話機は、定期的または料金回収時の公衆電話機の開閉時等に、動作の正常性を確認する自己診断機能があり、この機能で次回診断日の自動設定も行う。今回の故障は、次回診断日設定の際、うるう年を処理するソフトウェアに処理誤りが発生し、次回診断日の設定ができず機能停止したもの。
NTTでは、2月4日以降順次、故障中の公衆電話機に正常な自己診断プログラムのインストールを現地にて実施し、復旧を目指す。
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