NTT東西は7月26日、「Bフレッツ」や「フレッツ・光プレミアム」などのブロードバンド回線を利用し、ホームセキュリティや家電製品のスイッチを遠隔操作できる「フレッツ ホームセキュリティ」を7月27日から販売すると発表した。
フレッツ ホームセキュリティには、「ひかりホームカメラ HC-1000」と「フレッツ ホームセキュリティ HS-1000」の2種類が用意される。HC-1000は、自宅に設置した監視カメラの映像を、携帯電話やフレッツフォンなどで遠隔地からモニタできるサービス。カメラのズームや方向の制御、スピーカーの音量調節、マイク感度の調節、カメラの照明オン・オフなどのリモート操作も可能となっている。
本体にマイクとスピーカーを内蔵することで、映像によるモニタのほかに、通話も可能だ。また、動体検知機能付き簡易センサを搭載しており、センサが作動した場合に指定したメールアドレスにメールを自動送信したり、指定した電話番号に自動発信するように設定できる。
HS-1000は、窓やドアにセンサを設置し、センサが外部からの侵入などの異常を検知すると大音量の警報とともに、設定した携帯電話などにメールで連絡、異常の早期発見を可能にするというもの。また、外出先から携帯電話を使って照明のオン・オフができ、夜間の防犯の確率を高められる。エアコンなどの電源も遠隔から操作できるため、帰宅時間に合わせて快適な室内温度等を整えることもできる。
NTT東西では、NTTグループの目標である「2010年光3000万回線」の達成に向け、ユーザーニーズに合った新たなサービスや利用シーンの創出にそれぞれ取り組んでおり、今回のサービス追加もその一環としている。
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