NTTブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)は、都営地下鉄で2005年2月より順次実施してきた、公衆無線LAN設備の構築を完了したと発表した。6月28日から都営地下鉄のほぼすべての駅で、公衆無線LANサービスの利用が可能になる。
利用できる公衆無線LANサービスは、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」、NTT東日本の「フレッツ・スポット」、NTTドコモの「Mzone」または「mopera U」となる。
これらの公衆無線LANサービスを利用できる駅は、押上、目黒、新宿線新宿を除く各駅で、都営地下鉄106駅のうち、東京都交通局が管理する101駅と、白金台および白金高輪の各駅を含む、計103駅となる。なお、白金高輪および白金台については、相互直通運転を行っている東京メトロが基地局を設置。戸越駅は施設改良工事のため、11月にサービス開始を予定している。
NTT-BPでは、今回設置をした無線LAN設備について、複数の通信事業者が共用で無線LANサービスを提供できる機能を有しており、都営地下鉄駅構内において、公衆無線LANサービスの展開を要望する通信事業者に提供していくとしている。
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