三菱総合研究所とアイピートークはこのほど、IPv6に対応するモバイルIPフォンを開発したと発表した。
今回開発されたモバイルIPフォンは、IPv6に対応することで、端末ごとにグローバルアドレスが付与されるため、無線LANを介してインターネットに直接接続できることが特徴。IP電話やPtoPアプリケーションがより容易に利用できるようになる。
モバイルIPフォンの開発では、三菱総合研究所がIPv6に関する技術を提供し、アイピートークがモバイルIPフォン開発技術を提供することで実現した。この端末は、IPv6の適合を認定する「IPv6 Ready Logo」に登録されており、モバイルIPフォンとして世界で2つめの製品となっている。三菱総合研究所とアイピートークは今後、市場調査や実験展開などを進めていく計画だ。
IPv6は、現在のIPv4に対しグローバルアドレスを大幅に増加させる次世代のインターネットプロトコル。すでに米国防総省や日本の電子政府で採用が宣言されており、NTTなどによるサービスの普及も進んでいる。
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