ソフトバンクモバイルは1月5日、新しい料金プラン「ホワイトプラン」を発表した。ホワイトプランは、月額の基本料金が980円、ソフトバンクモバイル端末同士の通話料は1〜21時までが無料。それ以外の通話が30秒あたり21円(1分あたり42円)となっている。新プランは第2世代(2G)、第3世代(3G)のどちらにも対応する。
ソフトバンクモバイルでは、料金プランの1つとして、基本使用料9600円の「ゴールドプラン」を提供している。このプランはソフトバンクモバイル端末同士であれば1時〜21時に限り通話料は無料、21時〜0時では月200分まで無料、それ以降は30秒につき20円の超過料金が発生するというもの。メールの送受信もソフトバンクモバイル端末同士であれば無料となる。
その上、キャンペーンとして2007年1月15日までにゴールドプランと2年間の契約継続を狙った「スーパーボーナスプラン」に加入することで月額基本使用料が2880円になる「予想外割」を提供している。
そして、今回追加されたホワイトプランでは、月額使用料980円で、1〜21時に限りソフトバンクモバイル端末同士の通話料が無料となり、それ以外の時間帯の通話および、ソフトバンクモバイル端末以外への通話料が一律で30秒21円となる。スーパーボーナスプランを併用する必要はない。
メールの通信料については、3G端末の場合ソフトバンクモバイル同士であれば無料、それ以外への通信料が3.15〜210円になる。2G端末の場合は、ソフトバンクモバイル同士のスカイメールのみが無料で、ソフトバンクモバイル端末以外へのスカイメールが1通3.15円となる。スカイメール以外はソフトバンクモバイル端末同士、それ以外にかかわらずロングメールは1通8.4円、スーパメールが1パケット0.315円となっている。また、パケット定額サービスの「パケットし放題」などのオプションサービスも利用できる。
ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、新たに提供するホワイトプランについて、あまり携帯電話を利用しないユーザーに対しては月額使用料が低価格であること、ヘビーユーザーに対しては1時から21時まで無料で利用できることから「営業職のように不特定多数に電話をかける場合などを除き、ほとんどのユーザーのニーズに応えられる」と説明する。今後はオプションサービスなどを提供する予定はあるとしながら、ホワイトプランをサービスの中心にしていくと説明する。
料金については、ゴールドプランを発表した際に「0円広告」で公正取引委員会から警告を受けたこともあり、「(例外を意味する)コメ印のいらないシンプルなプランにした」と語る。孫氏によるとゴールドプランの契約者は月に数十万のペースで増加して現在100万ユーザー程度いるという。ホワイトプランについても同様のペースでユーザーを獲得したいと説明した。
また、予想外割については、キャンペーンを継続することで景表法(不当景品類及び不当表示防止法)上の「不当な二重価格」となるおそれがあることから、予定通りに終了するとしている。
ホワイトプランの受け付けは既存のソフトバンクモバイルユーザーに対しては1月11日から、新規ユーザーに対しては1月16日からとなっている。
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