NTTドコモ、KDDI、ボーダフォンの3社は8月9日、携帯電話番号ポータビリティ制度(MNP)を10月24日より開始すると発表。その中でKDDIだけが利用料金を明らかにしている。
MNPは、利用者が携帯電話事業者を変更する際に、所定の手続きをすることで、現在契約している事業者(移転元事業者)で利用していた電話番号を、新しい事業者(移転先事業者)との契約後も引き続き利用できる制度だ。11月1日までに導入される予定だったが、今回、10月24日に開始することが決定した。なお、3社は5月17日にMNPの基本的な手続き方法を発表している。
また、MNP利用時の手数料について、KDDIは、au携帯電話への転入時は無料(別途、契約事務手数料2835円がかかる)とし、au/ツーカー携帯電話からの転出予約時は2100円とするとしている。なお、NTTドコモとボーダフォンは、現時点では手数料について明らかにしていない。
さらにKDDIは、MNPを利用してauに新規契約を希望する顧客に対し、10月23日以前に予約が可能となる「新規加入仮予約サービス」を9月1日より提供し、同サービスを利用してauに転入した顧客にauポイント2000円分(1000ポイント)を付与するとしている。
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