NTTレゾナントと三菱総合研究所は、「gooリサーチ」は6月22日、「番号ポータビリティサービス利用意向」に関して、10万人規模の調査を実施した。その結果によると、回答者の7割以上が番号ポータビリティサービスを認知しているものの、サービスを使用した乗り換えの意向があることのは3割だという。
この調査は、携帯電話を所持しているgooリサーチ登録モニターと、NTTナビスペースが保有する調査モニターを対象に実施されたもので、有効回答者数が10万247名という大規模な調査になった。現在利用している携帯電話事業者は、NTTドコモが50.7%と過半数を占め、KDDI(24.7%)、ボーダフォン(20.8%)と続く結果となった。また、現在利用している付加機能では、各事業者ともに着信音関連サービスを利用する割合が高いという結果となった。
番号ポータビリティサービスの認知については、7割以上の回答者が認知しており、全体の約3割が利用意向を示した。今後、乗り換えのニーズが高まることが予想される。また、番号ポータビリティサービスに関して注目するメリットは、通話料金が割安な会社に契約変更が可能な点を指摘する回答者が63.7%と最も高く、魅力的なサービス、機能を提供している会社への契約変更が可能であることが51.4%と過半数を占めた。
乗り換え意向者に対し、どこの携帯電話事業者に契約変更するかという質問では、KDDIが58.0%と過半数を超え、NTTドコモが22.1%と続いた。また、番号ポータビリティーサービスを活用して携帯電話事業者の契約を変更する際のユーザーが適正とする手数料については、「支払いたくない(45.8%)」を除くと、「1000〜1499円(16.0%))」「500〜999円(15.8%)」の料金帯が拮抗する形となった。500〜1500円が利用者の許容できる手数料料金帯としている。
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