ライブドアとYOZANは9月12日、ライブドアの公衆無線LAN接続サービス「livedoor Wireless」の提供に関して基本契約を締結したと発表した。
YOZANは、livedoor Wirelessのインフラ構築費用などのため、8月にライブドアグループから総額120億円の資金を調達していた(関連記事)。そして、livedoor Wirelessに関するライブドアからの発注などに関しての契約が遅れていたが、これがようやく正式決定した。
YOZANが構築、所有する無線LANネットワークインフラをlivedoor Wirelessのアクセスポイントの一部として利用する。このインフラで利用されるシステム構成や機器は、livedoor Wirelessの仕様に準拠しており、YOZANは無線LANネットワークの設置工事から保守サポートに至る業務を担当する。
この第1弾として、まず東京都を中心とする約4000カ所の電柱にYOZANがアクセスポイントを設置し、そのネットワークをライブドアが利用する予定だ。両社はその後も関東を中心にアクセスポイントの設置エリアを順次拡大していく。
ライブドアは、2005年8月1日よりlivedoor Wirelessの無料試験サービスを実施しており、これと同時に山手線圏内を中心に2200カ所のアクセスポイントの設置工事を進めている。
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