KDDIと日立システムアンドサービスは3月28日、au携帯電話から遠隔地のパソコンを操作できるビジネスアプリケーション「μVNC(マイクロ・ブイ・エヌ・シー)」を同日から販売すると発表した。
携帯電話向けアプリケーションプラットフォームBREWを採用したこのアプリケーションは、外出先から携帯電話を使って企業内のパソコンを自由に操作できるというもの。メールやワープロ、表計算ソフトをはじめとしたあらゆる社内システムをセキュアに利用可能なため、外出先でも必要な情報を素早く得られるなど、業務効率の向上に役立つ。
通信内容に関しては暗号化で情報漏えいを防止するほか、データ圧縮により低速回線でも快適な操作を実現。画面の拡大・縮小機能も搭載しており、小さな画面でも快適な操作が可能となっている。また、専用ハードウェアは一切不要で、ウェブサイトから「μVNC」をダウンロードして利用できるという安価かつ簡単な導入システムも、企業にとって大きなメリットといえる。
現在の対応機種はW21S/W21CA/W31SA/W22SA/A5504Tで、今後も順次拡大していく予定だ。
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