NTTドコモグループ9社は3月22日、第2世代携帯電話movaから送信する写真付きメールの送信数に上限を設けると発表した。これは同社が推進する迷惑メール対策の一環として行われるもの。4月26日より実施する。
対象となるのは、ドコモのカメラ機能付き携帯電話で撮影した静止画を携帯電話やパソコンに送信できる「iショット」サービス。iモード対応端末を利用して迷惑メールを送信している業者の多くが1つの契約回線から1日に大量の迷惑メールを送信していることから、iショットを使った迷惑メールを防止するために送信数を制限することにした。
具体的には、1つの契約回線から1日に送信できるiショットの数を1000通未満に制限する。また、1つの契約回線から送信される200通目以降のiショットを受信拒否できる機能も提供する。
なお、第3世代携帯電話のFOMAから送信されるiショットの場合、添付画像付きiモードメールとして送信されることから、すでに送信数の制限対象となっている。FOMAでは3月15日から「iモードメールの送信通数制限」として、1つの契約回線から1日に送信できるiモードメールを1日1000通未満としている。また、1つの契約回線から送信される200通目以降のiショットを受信拒否できる機能もすでに提供している。
同社では、movaのiモード契約者に対して提供している「ショートメール拒否機能」を拡充し、これまでの「一括拒否」に加えて、発信者番号が非通知である場合に受信を拒否できる「非通知拒否」を提供する。こちらは3月24日より開始する。
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