FOMA交換機故障、一部通話が無音状態に

藤本京子(CNET Japan編集部)2005年03月17日 19時53分

 NTTドコモグループは3月17日、FOMA交換機の故障により、FOMAから発信した通話の一部と、FOMAに着信した通話の一部が無音状態となる事象が2月に発生したと発表した。

 この事象が発生したのは、2月10日18時4分から2月25日5時37分の間で、日本全国にわたる。顧客からの問い合わせ件数は3月16日時点で93件あった。原因は、FOMA交換機の保守を行った際、ソフトウェアの一部を変更したが、そのソフトウェアにバグがあったためという。バグは2月25日に修正されている。

 具体的な事象は、

  • 通話の最初から無音状態となる
  • 通話の途中から無音状態となる
  • テレビ電話を利用した際に画像が静止状態となる
  • データ通信ができなくなる

などで、パケット通信は正常に利用できたという。

 ドコモでは、このような事象が発生したと申し出た顧客に対し、利用状況を個別に確認し、無音状態となった部分の通話料金を返還するとしている。

DoCoMoインフォメーションセンター
ドコモの携帯電話、PHSからの場合:151
一般電話等からの場合:0120-800-000

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