NTTドコモとおちまさと氏は2月9日、若年齢層に向けたファッションケータイの企画・販売プロジェクト「ダットエムオー」を発表した。
ダットエムオーは、“DoCoMo”のアルファベットから“oCo”(Co2/空気)を抜いたことを表現した造語という。
バラエティー番組の企画・プロデュースで知られるおちまさと氏をエグゼクティブプロデューサーに迎え、著名アーティストによるFOMA P901i向けのカスタムジャケットと、オリジナルのロゴが入ったFOMA P901i、Tシャツなどを2月11日より発売する。
プロデュースを手掛けるおちまさと氏 |
表参道に店舗「ダットエムオー」をオープンするほか、インターネット上でも購入できる。2月〜6月までの期間限定商品となる見込みだ。
おち氏は、「ケータイは、いつのまにかファッションアイテムになってしまった。ケータイをファッションととらえたブランドが必要」として、今回のプロジェクトを企画したという。
カスタムジャケットは、mastermind JAPANの本間正章氏、erikonail*の黒崎えり子氏など10代〜20代前半に絶大な人気を誇る5名のアーティストがデザインを手掛ける。
台数は、本体が1万5000台、カスタムジャケットは各500枚程度を予定。価格は、ネットと表参道の店舗で若干異なるが、店舗価格で、本体は現在のFOMA P901i価格プラス2000円〜3000円程度。カスタムジャケットは、カスタムジャケットとおそろいのデザインストラップ付きで、4000円程度を販売予定。カスタムジャケットを飾ることができる専用のボードも発売する。
「ダットエムオーモデル」2月11日より販売開始
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現在の主なカスタムジャケットの販売価格は、1000円〜2000円程度。ストラップが付いているものの、著名アーティストを起用しているため、若干高めの価格設定だ。
「これまでの端末はターゲットが漠然としていた。(10代〜20代前半の)ファッションの指向性が高い人に向けて発信したらどうなるか見てみたい」(NTTドコモ マーケティング部 ビジネス開発担当課長 西村氏)としており、若年齢層のユーザーを拡大したい考えを明らかにした。
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