NTTドコモグループは16日、国際ローミングサービス「WORLD WING」と「WORLD WALKER」のサービスを拡充し、音声ローミングに加えパケット通信、テレビ電話、ショートメッセージの国際ローミングを開始すると発表した。
このサービスはドコモと国際ローミング協定を締結した海外通信事業者のサービスエリアにおいて行われる。パケット通信ローミングサービスの場合はiモードを利用することができ、これによりiモードメール、iショットメール、iモーションメールの送受信やiモードサイト閲覧が可能になる。また、テレビ電話ローミングサービス、SMSローミングサービスも同様で、国内のFOMAユーザーやドコモの国際ローミングサービスを利用しているユーザーとのテレビ電話通信やSMS送受信が海外でも行えるようになる。
FOMA N900iG |
今回のサービス発表に合わせ、FOMA初となる国際ローミングサービス対応の携帯電話「FOMA N900iG」の販売も開始される。これにより世界各国で音声通話、iモード、テレビ電話、SMSの各種サービスが利用できるようになる。なお、現時点で利用可能となっているのは、音声ローミングサービスが117の国・地域、パケットローミングサービスはアメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスなど26の国・地域、テレビ電話ローミングサービスは香港、イギリスの2つの国・地域、SMSローミングサービスが115の国・地域となっている。
このサービスをすべて利用するには、国際ローミングサービス対応の携帯電話のほか、国内iモードと、WORLD WINGおよびWORLD WALKERとの契約が必要。国際ローミングサービスの開始およびFOMA N900iGの販売は12月25日からとなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」