イー・アクセスは、1.7GHz帯で提供を予定しているモバイルブロードバンドサービスにおいて、W-CDMA方式を採用すると発表した。
同社は、携帯電話事業への新規参入を以前から計画していた。TDD方式によるTD-SCDMAを利用したモバイルブロードバンドサービスに関しては実験を進めていたが、9月30日の総務省の発表を受けて1.7GHz帯FDD方式への参入を表明していた。
IMT2000の主要FDD方式はW-CDMAとCDMA2000が存在するが、今回W-CDMAが選択された。これは自社調査により、今後W-CDMAを第3世代技術として採用する可能性のある国が約200カ国存在し、CDMA2000を採用する予定の国よりも多いとわかったことが理由だ。将来の国際ローミングの可能性が高いことから、W-CDMAがよりよい選択肢であると総合的に判断したとしている。
今後同社は、実験推進および事業の具体化に向けて前進する予定だ。
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