パワードコムとフュージョン・コミュニケーションズは、7月1日付けで両社の電話事業を統合し、パワードコムが提供している電話関連サービスをフュージョンに合併させる。これに伴い、電力系通信事業者各社のIP電話サービスを、フュージョンのIP電話プラットフォームを介して7月中旬から相互接続する。関係する11社が6月30日に明らかにしたもの。
事業統合により、フュージョンのFUSION IP-Phoneと、パワードコムのPOINT PhoneおよびPOINT Phone selectの相互接続を7月1日に開始する。
電力系通信事業者各社は、これまでパワードコム経由でIP電話サービスの相互接続を行っていた。パワードコムとフュージョンの電話事業統合を受け、以下の5社は7月中旬よりフュージョン経由の相互接続とする。
この接続により、TOHKnet(トークIPフォン)、CTC(IP電話サービス)、K-OPT(eo-netフォンTELvision)、STNet(フォーユーコール)、エネルギア・コミュニケーションズ(MEGA EGG IPフォン、エネルギア・IPフォン)、QTNet(BBIQフォン)、パワードコム(POINT Phone、POINT Phone select)の各サービスと、フュージョンの提携プロバイダおよびケーブルテレビ事業者の各IP電話サービスのあいだで、無料通話が利用可能となる。その結果、IP電話サービスを提供する全国の電力系通信事業者6社と、POINT PhoneおよびFUSION IP-Phoneの相互接続が完了する。
現在、北海道総合通信網(HOTnet)、北陸通信ネットワーク(HTNet)、沖縄通信ネットワーク(OTNet)の3社もIP電話サービスの提供を検討しており、電力系通信事業者各社による相互接続の拡大を目指す。
パワードコムのプレスリリース
フュージョン・コミュニケーションズ
北海道総合通信網
東北インテリジェント通信
北陸通信ネットワーク
中部テレコミュニケーション
ケイ・オプティコム
STNet
エネルギア・コミュニケーションズ
九州通信ネットワーク
沖縄通信ネットワーク
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