西日本電信電話(NTT西日本)は5月20日、VoIPシステムによる通話の音質を計測してコンサルティングを行う企業/自治体向けサービス「VoIP音声品質診断サービス」の提供を5月24日に開始すると発表した。VoIPシステム導入前に音質をシミュレートする「VoIP音声品質予測サービス」と、VoIPを使用中、またはVoice over Frame Relay(VoFR)やVoice over ATM(VoATM)からVoIPへの移行を検討している顧客向けの「VoIP音声品質評価サービス」という2つのメニューを用意する。
各メニューの概要は以下の通り。
既存ネットワークへのVoIPシステム導入前に、音質をシミュレーションにより評価する。VoIP対応機器の設置やPBXや電話機の設定変更を行わず、専用の測定器でデータを集める。「VoIPシステム導入の判断材料として使えるほか、導入時に現在のネットワークをそのまま利用できるの予測も可能」(同社)
VoIPシステム導入前後や、導入工事の段階で音質を評価する。「最適なネットワーク環境を構築するための検討材料として利用できる」(同社)
両メニューとも価格は約50万円から。
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