システム・ケイは3月31日、試験運用していた携帯電話機向けの音楽認識サービスShazamについて、モニターによる評価をまとめた調査結果を発表した。それによると、80%のモニターが「期待以上」または「期待通り」と答えたという。
Shazamは、流れている音楽の音を携帯電話機を介して認識システムに送信すると、曲名や歌手の名前がわかるというサービス。英Shazam Entertainmentの開発した“音声フィンガープリント技術”を使い、システム・ケイが国内の携帯電話向けサービスとして実用化した。現在検索できるのは英米のポップス180万曲に限られるが、「将来は邦楽にも対応する」(同社)。
同社は1000人のモニターに同サービスを2003年12月から3カ月間利用してもらい、実用性などを検証した。主な調査結果は以下の通り。
今後同社とShazam Entertainmentは、同サービスを携帯電話会社、メディア、携帯電話コンテンツプロバイダに提供して行く方向で事業化を推進するとしている。
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