ガートナージャパンは3月11日、2003年の世界における携帯電話端末の販売数が5億2000万台(対前年比20.5%増)に達したと発表した。2004年末には5億8000万台に達すると予測している。
2003年通年の販売台数は予想を上回り、第4四半期では供給が需要に追いつかないケースが見られた。この傾向は2004年第1四半期も依然として続いている。2003年上半期にSARSによって大打撃を受けたアジア・パシフィック市場では、下半期に状況が好転した。中国では現地ベンダーが力を増しており、競争が激しくなっている。
ベンダー別のシェアでは、ノキアが首位で、2位モトローラ、3位サムスンとなった。日本企業では、パナソニックモバイルコミュニケーションズが7位、NECが8位となっている。日本市場が前年に比べて拡大しただけでなく、海外市場においても販売台数を伸ばしたことから、両社とも2002年に比べてシェアを拡大している。
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