パナソニックコミュニケーションズは2月26日、法人向け公衆IP電話サービスに対応したIP-PBX「IP-Digaportシリーズ」を3月5日に発売すると発表した。価格は約184万5000円から。月産台数約300システムを予定している。
IP-Digaportシリーズを導入すると、VoIPゲートウェイなどのLAN機器を別途用意しなくても、イーサネットを収容して法人向け公衆IP電話サービスを利用できる。プロトコルにはIP電話の標準プロトコルであるSIPを採用し、小規模サテライト拠点への初期投資を抑えて企業内ネットワークが構築可能だ。
通信事業者は、KDDIとフュージョン・コミュニケーションズに対応。ブロードバンド回線に接続するためのPPPoE機能も内蔵している。また、コードレス電話機「VB-C911A」を利用することで、IP専用線を介したショートメール機能やクイックメールが利用できる。
パナソニックコミュニケーションズでは、「オフィスでの通信費用の削減に加え、業務効率・生産性の向上を実現するコミュニケーションツールとして訴求していく」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス