ボーダフォン(旧J-フォン)は10月14日、地上アナログテレビチューナを搭載した新機種「V601N」を12月上旬に発売すると発表した。価格はオープンで、端末の製造はNECが担当する。
ボーダフォンによると、地上アナログテレビチューナを搭載した端末は「日本初」という。連続視聴時間は最大約60分。テレビ視聴中でも電話やメールの着信が確認でき、「テレビの起動や、縦表示・横表示の切り替えがワンタッチで行えるなど操作も簡単」(ボーダフォン)という。テレビの映像は、静止画やアニメーション(最大9枚)として保存できるほか、ビデオカメラやビデオデッキ等の外部機器と接続して受信した映像は、MPEG-4形式で最大30秒間録画できるという。また、テレビ視聴中に、事前に登録したサイトに簡単な操作でアクセスできるウェブアクセス機能も搭載している。
「V601N」(スチールブラック) | |
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その他、有効画素数31万画素のCCD型カメラを搭載。従来のNancy形式に加えMPEG-4形式の動画撮影に対応し、最大10秒間の「ムービー写メール」が可能となっている。また、赤外線機能を搭載し、カラオケやテレビ、ビデオなどのリモコンとして使用できる。
大きさは幅48mm、高さ95mm、厚さ24mm(折りたたみ時)で、重さは約119g。TVを視聴しない場合、連続通話時間は最大約125分となる。液晶はメイン画面が2.2インチ、サブ画面が1.2インチで、どちらも最大26万色のTFT液晶を採用している。色はカーマインレッドとスチールブラックの2色となっている。
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