シャープは5月23日、同社のカメラ内蔵型携帯電話機の国内外における累計出荷台数が、1000万台に達したと発表した。「当社が初めてカメラ内蔵型携帯電話機を出荷してから約2年半の期間で1000万台を達成した」(同社)とする。
シャープは2000年10月、J-フォンに初めてのカメラ内蔵型携帯電話機「J-SH04」を納入した。2001年6月には折りたたみ式のカメラ内蔵型携帯電話機「J-SH07」を納入、同年12月には「ムービー写メール」対応機「J-SH51」を出荷した。また、2002年5月にはNTTドコモに「iショット」対応機「SH251i」を納入し、その後は、英Vodafoneに欧州の「Vodafone Live!」サービスに対応した「GX10」を出荷するなど、海外におけるカメラ内蔵型携帯電話機の展開も進めている。
なお、ガートナージャパンのデータクエスト部門によると、2002年の国内携帯電話端末販売数全体におけるカメラ付携帯電話機の割合は36.4%。メーカー別のシェアではシャープが首位となっており、その後を三洋電機、NECが追っている。
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